こんにちは!双子のパパ、ハムおです。
我が子は双子で、ほぼミルク育児でした。双子なのでミルクを作る回数も量も2人分!
大変だけど、サボるわけにはいかない。いつの間にか妻とともに、ミルク作り職人、ミルク生産工場、ミルク作りマシーンと化しました(笑)
そこで行き着いた、ミルク作りのテクニックをご紹介します。
結論
先に結論を書きます。我が家のミルク作りのポイントは次の4つです。
- お湯は電気ポットを使う
- ほ乳瓶はたくさん持っておく
- あらかじめ作っておく
※ただし作ってから2時間以上が経過したものはNG - 消毒は電子レンジでチンのタイプ
※薬液消毒でもOK
この4つの方法で、ミルク作りは安全・早い・ラクになるのです!
はじめに 清潔・安全なミルク作りのポイント
1. サカザキ菌・サルモネラ菌に注意
ミルク作りで注意しなければいけないのは、サカザキ菌とサルモネラ菌です。
サカザキ菌はとくに乳児(1歳未満)に危険な菌で、「敗血症」や「壊死性腸炎」をおこすことがあり、重篤な場合には「髄膜炎」を併発することがあります。
サカザキ菌は粉ミルクの製造過程で混入するケースがあります。
国立医薬品食品衛生研究所が平成18~19年に行った調査では、日本の粉ミルク製品サンプルの2~4%で、ごく微量ですが333g 中に 1 個のサカザキ菌が含まれていました。
参照元
乳幼児食品中の有害物質及び病原微生物の暴露調査に関する基礎的研究 国立医薬品食品衛生研究所
サルモネラ菌は食中毒を起こす菌で、粉ミルクの製造過程では混入しませんが、粉ミルクを溶かす時やその後で混入することがあります。
2. 殺菌するために70℃以上 のお湯で作る (できれば80℃以上)
WHO(世界保健機関)は、サカザキ菌・サルモネラ菌を殺菌するために、ミルク作りの際は70℃以上のお湯を使う必要がある、としています。
また日本乳業協会は、WHOの報告を参考にして、医療機関に対しては80℃前後の使うようお願いしています。
WHOの報告によりますとエンテロバクター・サカザキについては、70℃以上の温度で極めて速やかに不活化されることを参考に、80℃前後の熱湯で調乳するか、又は調乳後80℃前後に一旦加熱後冷却するなどの配慮をお願いいたします。
平成17年5月 医療機関内の育児用調製粉乳の取り扱いについて (社)日本乳業協会
3. 室温保存なら作ってから2時間以内に使う
WHOのガイドラインでは、家庭内で70℃以上のお湯で作ったミルクは、室温保存だと2時間以内、冷蔵庫保存(5℃以下)だと24時間以内に使うこととしています。
調乳に70℃以上の湯を用いる場合であっても、調製した粉ミルクは2 時間を越えて室温で放置しないことが推奨される。
これは、粉ミルクがその調乳時において既に汚染されていた可能性があることや、あるいは、乳児の口から哺乳カップ又は哺乳ビン中へ有害細菌が侵入した可能性が考えられるためである。
乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン(仮訳) 世界保健機関/国連食糧農業機関共同作成
4. ほ乳瓶の洗浄・殺菌、親の手指の消毒して清潔に
もちろん、ほ乳瓶の洗浄・殺菌と、ミルクを作る&飲ませる時は親の手指を清潔にしましょう。
極意① 電気ポットを使う
お湯は電気ポットで作ります。理由は次のようなメリットがあるからです。
- 清潔
→いったん沸騰させるので清潔。 - すぐに使える
→保温できるので、すぐに使えます。
おススメの電気ポットは次の記事をご参考ください!
極意② ほ乳瓶はたくさん持っておく
ほ乳瓶は予備用として多めに持っておくのがおススメです。
ミルク作りに失敗したり、疲れていてミルクをあげた後に洗うのがツラかったり寝落ちする時があるからです。
完全ミルク育児なら、新生児は3時間おきの授乳なので、最低でも3本は必要です。(あげる1本・乾燥中1本・予備1本)
5本以上あればとてもラクです。(失敗用1本、洗うのサボったとき用1本)
ほ乳瓶ラックもたくさん乾かせるものが必要です。
我が家が使ったラックは次の記事をご参考ください!
極意③ あらかじめ作っておく(ただし2時間以内に使う)
理想なのは赤ちゃんに作りたてのミルクをあげることです。
でもそれが難しいときは、だいたい子どもがミルクを飲むサイクルがわかってくるので、欲しがる時を予想して作ります。
時間がたてば温度も下がるので、急いで冷ます必要もありません。
冷めすぎていたら、電気ポットからコップにお湯を注いで、その中に入れて調整します。
ただしWHOのガイドラインのとおり、家庭内で70℃以上のお湯で作ったミルクは、室温保存だと2時間以内に使いましょう。
ちなみに、ミルクを早く冷ますために、お湯といっしょに冷たい水(湯冷まし・浄水器の水・ミネラルウォーター(特に硬水)など)を混ぜて使うのは個人的におススメしません。
理由は次のとおりです。
理由① 殺菌が不十分になる危険がある
サカザキ菌・サルモネラ菌を殺菌するには、菌を70℃以上の湯に一定時間さらす必要があります。
最初に入れるお湯の量が減るので、ミルクを十分に溶かしきれない場合があります。
私の経験では、たまにミルクが溶けきれずにドロッとしたペースト状の状態で底に付いたり、乳首が詰まることがありました。
育児用ミルクには溶けにくい商品があります。溶けずにペースト状になった内部で菌が生き残り、湯冷ましを入れた後に溶け出てしまう危険があります。
それにお湯はほ乳瓶に注いだ瞬間から温度が下がり始めます。常温の粉ミルクと混ざればさらに下がります。
理由② 無菌ではない
厚生労働省は、ミルク作りに使う水は、水道水(または基準を満たす井戸水)や調乳用に推奨する水を沸かしたものを推奨しています。
湯冷ましは保存状態によっては沸騰した後に菌が混入するかもしれません。水道水・浄水器の水は無菌ではありません。
ミネラルウォーターやウォーターサーバーの水は加熱または非加熱処理で殺菌されていますが、開封後は菌が混入する恐れがあります。
厚生労働省は推奨していないことから、できれば使わないほうがいいでしょう。
理由③ ミネラルウォーター(硬水)はおなかを壊しやすい
ミネラルウォーターは、マグネシウム量が多い「硬水」と、少ない「軟水」の2タイプに分かれます。(日本の水は軟水です)
マグネシウムは便通をよくする働きがあります。胃腸機能がまだ未熟な赤ちゃんは「硬水」を飲むと、お腹をこわす恐れがあります。
極意④ 消毒は電子レンジでチンのタイプ(薬液もおススメ)
ほ乳瓶の殺菌方法には、次の3つがあります。
- 煮沸消毒
- 薬液消毒
- 電子レンジ消毒
煮沸消毒は、コンロの前に立ってお湯を沸かすのは手間がかかります。
薬液消毒は、浸けおきするだけなのがラクですが、殺菌に時間がかかります。
電子レンジ消毒は、短時間でできます。ただし直後は熱いので、やけどに注意が必要です。
薬液消毒、電子レンジ消毒は、どちらもいいところがあります。正直にいって甲乙つけがたいです。どちらを選ぶかは、みなさんの好みでOKです。
我が家は子どもが双子で、早いサイクルでほ乳瓶を消毒したかったので、電子レンジ消毒を選びました。
まとめ
というわけで、我が家が編み出したミルク作りの極意は
- ほ乳瓶を多めに持っておく
- 電気ポットのお湯を使う(70℃以上、できれば80℃以上)
- あらかじめ作っておいて、自然に冷ます(2時間以内に使う)
- 消毒は電子レンジでチン
という方法でした。我が家はなんとか双子のミルク育児を、親子ともに乗り切ることができました。
ご覧いただきありがとうございました!















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