こんにちは!双子パパの、ハムおです。
赤ちゃんの鼻づまりって、とても大変ですよね。
特に冬になると我が子はしょっちゅう鼻水・鼻づまりします。
鼻づまりすると、苦しそうでかわいそうだし、眠りが浅くてよく起きるし、悪化すると中耳炎になって大変…。
そんな我が家は妻の友人(先輩ママ)から出産祝いでいただいたメルシーポットが大活躍しています。
今回は愛用4年目となるベテラン(?)として、もしあなたが
・購入するか迷っている…
そんなあなたには、我が家が使ってみてどうだったか?
・購入済みなら…
そんなあなたには、上手で正しい使い方とは?
を、この記事でお伝えします!
目次
- 1 メルシーポットの概要
- 2 メルシーポットのメリット・デメリット【S-502・503共通】
- 3 メルシーポットはいつから使える?【S-502・503共通】
- 4 子供がメルシーポットをイヤがったら【S-502・503共通】
- 5 吸引する前の準備【S-502・503共通】
- 6 子供をしっかり固定したほうが安全【S-502・503共通】
- 7 新生児には専用ノズル「ボンジュ~ル」がおすすめ【S-502・503共通】
- 8 鼻水を吸うコツ【S-502・503共通】
- 9 メルシーポットが吸わなくなったら
- 10 メルシーポットの洗浄・消毒方法【S-502・503共通】
- 11 メルシーポットで子供を傷つけないための使い方【S-502・503共通】
- 12 メルシーポットの収納方法(改善の余地あり)
- 13 まとめ | メルシーポットのメリット・デメリット・使い方・トラブル対処法
メルシーポットの概要
メルシーポットの概要は以下のとおりです。
●電動の鼻吸い器
●耳鼻科のプロ仕様に近いパワフルな吸引力
●国に管理医療機器として認可された安全性
●2011年に初代が発売されて以来の人気商品
現在は2017年に発売されたS-503が3世代目です。我が家が使っているのは旧モデルのS-502。
これからお話する体験談はS-502がベースで、S-503の解説は公式サイトで確認したものが中心になります。
とはいえ、次のようにS-502とS-503の違いはサイズと部品点数くらいなので、解説に問題ないと思ってOKです!
サイズ感は、下の写真をご参考ください。
上の写真は我が家のS-502です。隣にあるのは2リットルのペットボトルです。
メルシーポットのメリット・デメリット
【S-502・503共通】
メルシーポットのメリット
メルシーポットのメリットは次のとおりです。
●強力な吸引力で短時間でスッキリ鼻水が取れる
●電動(自動)なので親は鼻吸いに集中できる
●子供がスッキリして機嫌がよくなる
●子供がしっかり寝てくれる
(鼻づまりで夜泣きしない)
●中耳炎や腹壊しのリスクが減る
●子供もハマる
(自分から吸ってほしいとお願いしてくる)
我が子は双子なので、まず片方の子が体調を崩して鼻水・鼻づまりが起き、もう片方にもうつって、2人とも鼻水・鼻づまりになります。
そして運が悪いときは、2人でお互いに治ってはうつして、がひたすら続くという地獄ロードに入ります…。
メルシーポットは強力に吸引してくれるので、奥深くにへばりついたネットリ鼻水もキレイサッパリと短時間で吸い取ってくれます。
我が子は双子で2人分吸わないといけないので、短時間で終わるのはとても助かっています。
メルシーポットのデメリット
ぎゃくにメルシーポットのデメリットは次のとおりです。
●正しい使い方ができていないとキケン
●子供が慣れるまではイヤがる(個人差あり)
●電源がないと使えない
●ちょっとお手入れが大変
(S-503は部品数が減ってラクになっている)
●メルシーポットに甘えがち
正直言って、無理やりにデメリットを考えた感じです。
デメリットがどうでもよくなるくらい、メリットのほうが大きいです。
ちなみに最後の「メルシーポットに頼りすぎがち」というのは、親が子供に自分で鼻をかむトレーニングをしなくなりがち…って意味です。
いや、これは私が悪いだけなんですけどね…。
というわけで、結論、メルシーポットは神アイテム!買いです!
メルシーポットはいつから使える?【S-502・503共通】
メルシーポットは新生児から使えますし、大人だって使えます!
子供が自分で鼻をかめるようになるまでや、鼻づまりが強いときの頼れる存在です。
Q.【鼻水吸引器全般】何歳から使えますか?
引用 シースター株式会社|FAQ・よくあるお問合わせ/お問合せ
A. 0ヶ月の赤ちゃんはもちろん、花粉症で悩まれている大人の方まで幅広くご使用いただけます。
子供がメルシーポットをイヤがったら
【S-502・503共通】
メルシーポットを使う前に心配したのは、子供がイヤがって逃げ回るのでは?ということでした。
でも我が家の場合は、杞憂(きゆう)に終わります。
たしかに最初はイヤがる
たしかに、最初のうちはすごくイヤがりました。
見慣れない機械、大きな音、鼻にチューブをツッコまれる…。
我が子たちは、最初のころは逃げ回ったり、吸っているあいだ暴れました。
そりゃ大人だって「鼻水を吸う」という目的を理解しないままに、いきなり鼻にチューブをツッコまれたら怖いですよね。
対策① はじめに親が使ってみせる
これは同梱されている「はじめての吸引マニュアル」でおすすめされている方法です。
ちなみに、我が子たちには効果がありませんでした…。
理由は、まだ幼すぎたから。
「ママやパパが使っているなら安心だな~」と理解できるまで育っていなかったんです。
この方法がうまくいくのは、子供が理解ができる年齢(3歳以上?)だと思います。
対策② 子供がメルシーポットを使うとスッキリすると気づく
最初のころはイヤがった我が子たちですが…
ある時からすすんで「メルシーポットで吸ってくれ」とお願いしてくるようになりました。
そう!
「メルシーポットで鼻がスッキリする」ということに気づいたんです!
それでも、やっぱり嫌なのか、しばらくは双子どうしで
「お先にどうぞ」
「いやいや、そちらがお先に…」
と、某コントのような展開がながく続きましたが…。
いまではすっかり自分からすすんで吸うようになっています。
対策③ 赤ちゃんの時から使って慣れてもらう
メルシーポットは新生児から使えます。
我が家がメルシーポットを使い始めたのは、生後6か月ごろでした。
もっと早くからメルシーポットを使って慣れてしまえば、怖がることはなかったかもしれません。
吸引する前の準備【S-502・503共通】
1. 子供の鼻づまりが強力だったら
もし子供の鼻が完全につまっていたり、鼻水がネバネバだったらつぎのことをおすすめします。
・さきに鼻くそを取る
→チューブがつまらないように
・鼻の中を温める・湿らせる
お風呂あがり
スチームで鼻を温める
温かい食べ物を食べた直後
・点鼻薬でつまりを弱める
2. 水を入れたコップも準備
メルシーポットだけではなく、水を入れたコップも準備します。
なぜなら吸引中にねばねば鼻水を吸うとチューブがつまるから。
その時はコップの水を吸ってつまりを取りましょう。
それとコップは倒れにくい安定したものがいいです。
理由は子供が暴れてコップに当たって倒れることがあるからです。
3. 吸い始める前に水を吸う
吸引する前に水を吸います。
チューブに水を通して濡らすことで、吸った鼻水がつまりにくくなります。
(使った後も吸いましょう)
子供をしっかり固定したほうが安全【S-502・503共通】
「はじめての吸引マニュアル」でおすすめされている、吸うときの姿勢は次のとおりです。
乳児の場合
引用 はじめての吸引マニュアル メルシーポットS-502
ほ乳瓶でミルクを飲ませる時のように頭を固定しながら抱きかかえます。
or
寝かせてお子さまの頭をひざの間にはさみ固定します。
幼児の場合
向かい合って座り片手でおこさまの後頭部を支え固定します。
or
寝かせてお子さまの頭をひざの間にはさみ固定します。
ひざの間で固定する理由は、子供がイヤがって頭を振ってしまうからです。
頭を振ると子供の鼻を傷つけてしまうかもしれないし、吸うのも大変。
ちなみに我が家の場合は親が足をのばし、ひざの下に子供の腕を通すようにして腕もガッチリ固定していました。
我が子たちは腕を使ってのけぞるので、ひざの間にはさんだだけでは不安定でした。
それに、ひざの力だけで固定しようとすると、子供の頭を強く締めつけてしまうので逆に危険に感じます。
公式動画もあるのでご紹介します。
先生も子供がイヤがる場合は、子供の腕を固定していますね。
新生児には専用ノズル「ボンジュ~ル」がおすすめ
【S-502・503共通】
この「ボンジュ~ル」は、通常のノズルより細長く、まだ鼻の穴が小さい新生児・乳児向けのノズルです。
付属品の通常ノズルだと吸いにくい?、と感じたらぜひ買って試してみてください。
我が家も「ボンジュ~ル」を愛用していました。
下の写真で、標準品(付属)とボンジュ~ルのサイズを比べたものです。
写真のように、ボンジュ~ルはかなり細くて長いです。
ですので、ボンジュ~ルを使うと鼻水がたまりやすいスポットや、ネバネバでしつこい鼻水に直接届いて、すごく吸いが良かったです。
すごいですよホントに。
注意
細長いので奥まで入りすぎないように注意してください。
痛がったり、鼻血が出てきたら奥まで入りすぎのサインです。
(痛がっているのかイヤがっているのか判別が難しいですが…)
鼻水を吸うコツ【S-502・503共通】
鼻水を吸うコツは、S-502に同梱されている「はじめての吸引マニュアル」や別紙「鼻水吸いのコツ」のとおりです。
POINT1
引用 鼻吸いのコツ メルシーポットS-502
シリコンノズルをしっかり鼻の穴に差し込みましょう。スキマがあると空気が入り、うまく吸引できません。
POINT2
引用 鼻吸いのコツ メルシーポットS-502
鼻水がたまっているところを探すようにぐるぐると角度を変えながら少しずつ吸引してください。
※鼻の粘膜をきずつけないよう強く差し込まないでください。
※お子様の様子をよく観察しながら、痛がったり鼻血が出るような時は吸引を中止してください。
POINT3
引用 鼻吸いのコツ メルシーポットS-502
すっきり吸引できるタイミングで吸引しましょう。
お風呂あがり
スチームで鼻を温める
温かい食べ物を食べた直後
※鼻腔があたたまって湿ってくるので吸引しやすくなります!
また、公式サイトとS-503に同梱されているマニュアルには次の情報が追加されました。
まず、小鼻の横をひっぱって、鼻の穴を広げます。
引用 ベビースマイル 赤ちゃんの健康情報 | ベビーヘルスケア | 電動鼻水吸引器 メルシーポット(S-503)待望のNEWモデル!
シリコンノズルを顔に対して90度になるように差し込みます。
3~4秒程度の吸引を何回かに分けて行います。
※5秒以上続けて吸引しないでください。
※鼻の粘膜を傷つけないようにやさしく挿しこんでください。
※お子様の様子をよく観察しながら、痛がったり鼻血がでるような時は吸引を中止してください。
また、公式サイトの動画もご紹介します。
Q: 新生児の鼻水吸引をする時のノズルのあて方のコツを教えてください。
引用 ベビースマイル 赤ちゃんの健康情報 Q&Aページ
(小鼻を引っ張ると書いてありましたが、赤ちゃんにするのが難しかったので)
A: ほっぺをすこし引っ張りながら吸引するといいかもしれないですね。わからない場合には耳鼻咽喉科に受診して鼻吸引をしてもらいましょう。
我が家も、ほっぺを少しひっぱりながら、ボンジュールでグルグルと角度を変えて鼻水スポットをさがしました。
いまでは「だいたいココでしょ」という我が子たちの定番スポットがわかります。
たしかに、マニュアルのとおり「小鼻の上あたり」に「90度の角度」でよく吸えます。
子供によって個人差があると思うので、あなたのお子さんのスポットも探してみてください。
メルシーポットが吸わなくなったら
メルシーポットの吸いが悪いときの原因は、大きく次の4つです。
①本体自体の故障
②部品の取り付けが甘く空気が漏れている
③部品の取り付け忘れ
④部品のパッキンの劣化・欠けで空気が漏れている
我が家の経験では、ほぼ原因は②・③です。長く使っていると④の可能性もありますね。
公式では、次のように「本体」→「部品の取付」→「パッキン」順でチェックすることをすすめています。
メルシーポットS-502の場合
吸引力のチェック方法
引用 はじめての吸引マニュアル メルシーポットS-502
①本体からボトルを外してください。
②ツマミが1の状態になっていることを確認し、本体の吸気口の穴を親指の腹で隙間がないようにしっかりと塞ぎ、スイッチを入れてください。
③そのままツマミを3に回し、10秒程吸った際に親指に跡が残るか確認してください。
※スイッチを入り切りする際はツマミが1になっていることを確認してください。
ボトルの装着
引用 はじめての吸引マニュアル メルシーポットS-502
①ボトル、ボトルカバー、吸引チューブ接続口を外してください。
②それぞれの部品にボトルパッキンや吸引チューブ接続用Oリング、ボトルカバー接続口用Oリングが付いていることを確認し、ねじれや目に見えるような亀裂がないことを確認してください。
③ボトルパッキンとOリングを水でしっかりと濡らしてください。
※乾燥により縮んで隙間ができたり、ゴム質が固くなり気密が取れず、吸引力低下の原因となります。
④ボトルを組み立て、本体に接続してください。
ボトルカバーを両手の腹で体重をかけるように装着してください。
引用 はじめての吸引マニュアル メルシーポットS-502
※乗せ過ぎに注意ください。
装着後、ボトルカバーを左右に小さくギュッギュッと回して、しっかり装着されていることを確認してください。
最終チェック
引用 はじめての吸引マニュアル メルシーポットS-502
※水を吸引する際はMAXラインを超えないようにご注意ください!
①吸引チューブ、ノズルコネクター、シリコンノズルをしっかりとつないでください。
②ボトルのMAXラインまでの水を別の容器にご用意ください。
③ツマミ1の状態でスイッチを入れ、ツマミを3に回し、約10秒ですべての水を吸引できれば吸引力に問題ありません。
※スイッチを入り切りする際はツマミが1になっていることを確認してください。
Check1
引用 はじめての吸引マニュアル メルシーポットS-502
ポンプが作動している音は聞こえますか?ポンプの作動音が全く聞こえない時はACアダプターの断線が考えられます。ACアダプターのパイロットランプが消えていたら、お取り替えください。
※別途ACアダプターの購入が必要です。
Check2
フロートが上にあがっていませんか?フロートが上にあがっていると、上部をふさいで、吸引できなくなることがあります。水分が残っているときに起こりやすい現象なので、よく乾燥させてから使いましょう。
Check3
部品は全部そろっていますか?付属部品が全部そろっているか確認してください。
とくに、ボトルパッキン2本、吸引チューブ接続口用Oリング2本、ボトルカバー接続口用Oリング2本などの付け忘れがあると空気が漏れて吸引できないことがあります。
Check4
各部品の接続はきちんとできていますか?
ちなみに我が家の原因をランキングすると
1位 ボトルとボトルカバーの接続が甘い
→ほぼコレが原因だった。
2位 ボトルカバーと本体の接続が甘い
3位 フロートが上に上がっていた
→1回だけあった。
だったので、公式の方法とはちがって次の手順で原因を確認しました。
チェック①
ボトルとボトルカバーをしっかり接続させる
↓
チェック②
ボトルカバーと本体をしっかり接続させる
↓
チェック③
ボトルカバーを開けて、パッキンやフロートの状態を確認する
ほぼチェック①だけで解決すると思います。おためしあれ。
メルシーポットS-503の場合
我が家ではS-503は使っていないので、公式サイトからの転載になってしまいますが…ご紹介します。
※ほぼS-502と同じです。
Q.【S-503】吸引力が落ちたらどうすればいいですか?
引用 シースター株式会社|FAQ・よくあるお問合わせ/お問合せ
A. ボトルカバー内側のパッキンを溝にしっかりと押し込んでください。それでも解決しない場合は、下記をご確認ください。
<まずは本体をチェックします>
①本体からボトルを外してください。
②本体の吸気口の穴を親指の腹でしっかりと塞ぎ、電源を入れてください。
③10秒ほど親指を吸引し、親指に跡が残るか確認してください。
④跡が残る場合は、本体の吸引力に問題はありません。
<次にボトルをチェックします>
①本体からボトルを外してください。
②ボトルカバー接続口の2本のOリングに亀裂がないかご確認ください。
③フロートセットのフロートが下に降りていることをご確認ください。
④ボトル、ボトルカバーに変形や破損がある場合はお買換えをお願い致します。
<最終チェック>
①ノズルコネクターの向きが正しいかご確認ください。
②メルシーポットを再度組み立ててください。
③約200㎖の水を別容器にご用意ください。
④約10秒で容器の水を吸引できれば吸引力に問題はありません。蓋の内側のパッキンを溝にしっかりと押し込んでください。
メルシーポットの洗浄・消毒方法
【S-502・503共通】
メルシーポットの洗浄・消毒方法は、基本的につぎのとおりです。
公式だと上記のとおりですが、私のおすすめはコチラ。
①水に中性洗剤を薄めてひたして洗浄する
※スポンジを使うときは、柔らかいものを使う
↓
②消毒液などにひたして消毒する
↓
③清潔な布などの上で乾かす
我が家の場合は、次のグッズで洗浄しています。
・ふつうの食器用中性洗剤
・細長いスティック式スポンジ
・洗剤スプレー(チューブに使用)
→キュキュット CLEAR泡スプレー
キュキュットCLRAR泡スプレーはチューブに洗剤を注入しやすくておすすめです。
なお食洗器はNGです。また煮沸消毒もおすすめしません(煮沸NGのパーツがあるから)
メルシーポットで子供を傷つけないための使い方
【S-502・503共通】
メルシーポットは「強力な吸引力」で鼻水をよく吸えるので、子供の体によくないのでは…と、ちょっと不安になるかも。
メルシーポットが安全な理由
我が家も最初は少し不安になりましたが、いろいろ調べた結果、安全だとわかりました。
理由は次のとおりです。
・医療機器としての国の試験に合格している
・耳鼻科医も使用を推奨している
・吸引力は耳鼻科が使うプロ用に比べて80%程度
(素人向け、子供向けにパワーが抑えられている)
※S-502と503は同じ吸引力です(最大-83kPa±20%)
Q.【S-503】吸引力はどのくらいですか?
引用 シースター株式会社|FAQ・よくあるお問合わせ/お問合せ
A. 耳鼻科の8割程度の吸引力です。パワフル吸引でネバネバの鼻水もスッキリ吸うことができます。
2. メルシーポットの使用上の注意点
メルシーポットは安全な鼻吸い器ですが、正しい使い方をしないと子供を傷つけることがあります。
次の点に注意してください。
・連続で5秒以上吸い続けない。
→耳が痛くなる
・鼻の粘膜に炎症(充血)・傷・晴れや、鼻血が出ている時は使用しない。
→悪化する
理由を公式から引用します。
Q 耳に悪くないですか?
引用 はじめての鼻水吸引マニュアル メルシーポットS-502
A もう一方の鼻の穴をふさがないようにして吸引をすれば、影響はありません。ただし、両方の鼻が完全につまっている場合には、長く吸引し続けると耳へ負担がかかります。短時間(3~5秒程度)の吸引を何回も繰り返し、左右交互に少しずつ吸引しましょう。
お子さまの様子をよく観察しながら吸引し、痛がる場合は、すぐに使用をやめてください。
Q まだ乳児なのですが、吸引圧を強くすると危険ですか?
A お子さんの体格や体調、鼻水の状態によりますので、何歳がどのくらいという目安はありません。はじめは弱いところから始めて、お子さんの様子を見ながら徐々に吸引圧を上げてください。一度に長時間吸引し続けると耳へ負担がかかることもありますので、左右交互に少しずつ行うようにしてください。
お近くの専門医にご相談の上、使用しましょう。
Q 鼻水を吸引してはいけない時はありますか?
A 鼻の粘膜が炎症を起こして充血していたり、晴れや傷がある時は使用しないでください。また、鼻血の後には使用しないでください。
Q: 吸引中に鼻血が出てしまいました。なぜですか?また吸っても大丈夫ですか?
引用 ベビースマイル 赤ちゃんの健康情報 | Q&Aページ
A: 鼻粘膜を傷つけてしまった可能性が高いです。すこし待って鼻血が止まったことを確認してからであれば再度吸引しても問題ないです。
Q: 赤ちゃんの鼻水は何回吸引していいの?
A: 鼻水を吸引する回数の目安はありますか?とよくお母さんに聞かれますが、そんな時は、「特に目安はないですよ」とお答えしています。
赤ちゃんは自分で鼻をかめません。鼻水が詰まっていると、夜も眠れなくなり、おっぱいも上手に飲むことができないのです。鼻水が出ているとわかったら、回数にこだわらずこまめに吸引してあげましょう。
Q: 鼓膜チューブ留置術中も鼻水吸引をしていいの?
A: チューブ留置中に鼻水の吸引をすることは全く問題ありません。チューブ留置中だからこそ、ご家庭でも積極的に鼻水吸引をしましょう。
※鼓膜チューブ留置術中とは、鼓膜を小さく切開して鼓膜用の換気チューブをそこに留置し鼓室を換気できるようする処置です。
メルシーポットの収納方法(改善の余地あり)
メルシーポットの収納で苦労するのがチューブです。
このチューブって長くておさまりが悪いんですよね…。
我が家では、「はじめての鼻水吸引マニュアル」に掲載されている方法を参考に、次の写真のようにしてみました。
上のフックは、チューブが上に行こうとするのを押さえ込むように取り付けています。
使ったのは100均の粘着フックです。
使い心地はどうかというと…。
チューブの収まりがよくなりました!でも、改良の余地あり、です。
まずフックが小さいので、下の写真のように1本(1巻き)分しか引っかからないんですよね。
それにフックが3個だと足りない。もう1個を下の写真に付けないと、うまく巻けません。
もっと上手な方法として、輪ゴム留めを使っている方もいらっしゃいます。私も今度ためしてみようかなぁ…。
まとめ | メルシーポットのメリット・デメリット・使い方・トラブル対処法
我が家では、メルシーポットは我が子たちだけでなく親にとっても神アイテムです。
まだ買っていない方には、本当におすすめ。
そして買った方も、しっかり正しい使い方をして子供の鼻づまりを解消してあげてください。
さいごまでご覧いただきありがとうございました!
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我が家は2020年11月に加湿器を買い換えました。その時にこだわったのが「子供のためのベストな加湿器!」
それを買うために徹底的に加湿器をリサーチした結果がコチラ。
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●メルシーポットを愛用して4年目です。使ってわかったメリット・デメリットや、使い方とコツ、トラブルがあった時の対処法をご紹介します。