目次
この記事のポイント
- 特に初めての育児は腱鞘 (けんしょう) 炎に気をつけよう
- 間違った抱っこの仕方で腱鞘炎に
- 多胎(双子や三つ子以上)ほど腱鞘炎に要注意
- 腱鞘炎の予防法
- 腱鞘炎になったら
育児は腱鞘(けんしょう)炎に気をつけよう
こんにちは!3歳双子パパのハムおです。
いきなりですけど、腱鞘(けんしょう)炎って知っていますか?
我が家では見事に妻も私も腱鞘炎になってしまって、手首の痛みに苦しみました。
そこで今回は我が家の経験を生かして、みなさんが育児で腱鞘炎で苦しまないように予防と対策法をご紹介します。
腱鞘炎とは
手首を動かしたり、力が加わると痛い…
腱鞘炎とは、手首の親指側に炎症が起こって痛む病気です。
腱鞘炎が起こる原因
腱鞘炎が起こる原因は、主に「指・手首の使いすぎ」です。
手の中には、親指を伸ばす「短母指伸筋腱」と、親指を広げる「長母指伸筋腱」が走っていて、それを手首の中にある「腱鞘」が束ねています。
よく親指を使うと、よく腱と腱鞘がこすれあってしまい、炎症を起こしてしまいます。

引用元 第一三共ヘルスケア くすりと健康の情報局 腱鞘炎の主な原因は「手首・指の使い過ぎ」
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/51_kensyoen/
育児で腱鞘炎が起こりやすい
ただでさえ大変な育児ですが、よりにもよって育児中は腱鞘炎が起こりやすい状態になります。理由は次のとおりです。
理由①女性の妊娠・出産時に分泌される女性ホルモンが腱鞘炎を起こしやすい
女性は妊娠・出産時に、身体を出産に適した状態にするためいろんな女性ホルモンが分泌されます。
プロゲステロンは女性ホルモンの1つで、出産後に広がった子宮や骨盤を元に戻すため収縮を促す働きがあります。
これが残念ながら「腱鞘」まで収縮させてしまい、腱鞘炎が起こりやすくなってしまうんです。
理由②育児は手首が酷使されやすい
赤ちゃんが生まれたら、とにかく手首を使う機会が多くなります。その代表が「だっこ」です。
- おっぱい(ミルク)をあげるとき
- あやすとき
- 寝かしつけるとき
- 寝かせるとき
- 寝ているところを抱き上げるとき
赤ちゃんが生まれたとたんに、2~3キロの赤ちゃんを毎日何度もだっこする生活が始まります。
それに最初は赤ちゃんを落としたり泣かせたりしないよう、ママ・パパも緊張してつい力が入ってしまいます。
この急な変化に手首がついてこれないんです。
腱鞘炎になると、痛み・恐怖がつきまとう
腱鞘炎になってしまうと、だっこをするときに 痛みや恐怖がちらついてしまいます。 だっこは赤ちゃんと親の大切な時間なのに。
先ほども挙げた次のシーンで痛みや恐怖を感じるんです。
- おっぱい(ミルク)をあげるとき
- あやすとき
- 寝かしつけるとき
- 寝かせるとき
- 寝ているところを抱き上げるとき
けっこうツラいです。
我が家の体験
我が家では、妻も私も腱鞘炎になりました。
妻が育児のメイン担当なので、私の症状は軽かったですが…。
子どもは男女の双子でこれが初めての子どもです。
2人とも生まれた時は2,700グラムでした。
双子としては大きい方だと思います。
妻も子もとても踏ん張ってお腹の中で育ってくれました。(妻は終盤「もうお腹がパンパンで限界だ~早く産ませてくれ~」と思っていたそうです)
双子なので、もちろん手首が酷使されます。
妻は1か月目から腱鞘炎になってしまい手首の痛みに苦しみました。
ただでさえ大変な双子の育児なのに腱鞘炎が追い打ちをかけます。
私も育児をする機会が多いので腱鞘炎になってしまいました。
手首が痛いと、特に次の動作で痛みが走ってツラいです。
- 寝かせるとき
- 寝ているところを抱き上げるとき
- あやすとき
ベッドに寝かしたり抱き上げる時は、どうしても手首に力が入りがちです。
それにあやすために赤ちゃんの身体を上下に揺らすと手首に力が入り痛かったです。
腱鞘炎の予防法
腱鞘炎の予防法をご紹介します。
結論から先に言えば、【手首を酷使しない】です。
その代表が【正しいだっこ】です。
予防法①手首を酷使しない(正しくだっこする)
特に育児で手首を酷使しやすいのは【だっこ】です。
逆にいえば【手首を酷使しないだっこ】をすればいいんです。
その方法は【赤ちゃんの身体を手で支えず、腕で支える】です。
そして手のひらはできるだけ下か横に向けてださい。
手のひらで赤ちゃんの体重を支えるだっこの仕方は、手首の負担が大きく腱鞘炎になりやすいんです。
実はこの方法は産院の講習で教えてもらったのですが、妻も私も腱鞘炎をなめていてスルーしてしまいました…。
育児初心者らしいミスでした。
予防法②手首サポーターを使う
手首の負担を減らすグッズとして、手首サポーターがあります。
腱鞘炎になるのが不安なら、予防のため使うのもいいと思います。
特に多胎(双子・三つ子以上)のママ・パパは、ただでさえ手首の負担が大きくなるのでおススメです。
予防法③抱っこひもを活用する
抱っこひもは室内でも使えます。
抱っこひもなら手首を使わず、あやしたり寝かしつけたりできます。
手首を酷使しすぎたなと感じたり、腱鞘炎の前兆を感じたら無理をせずに抱っこひもを使いましょう。
抱っこひもなら両手が使えるのも便利です。
予防法④家族やサポート団体に助けてもらう
できるだけ家族や周囲に助けてもらいましょう。
これは腱鞘炎の予防のためだけではなくて、育児全体の負担を減らすことができます。
腱鞘炎の前兆・初期症状
自分が腱鞘炎の前兆・初期症状になっていないか確認する方法があります。


引用元 第一三共ヘルスケア くすりと健康の情報局
「ドケルバン病」チェック
手首の親指側に痛みや腫れがあり、親指と一緒に手首を小指側に曲げる、あるいは手首を直角に曲げて親指を伸ばしたときに痛みが強くなれば、「ドケルバン病」の疑いがあります。
「ばね指」チェック
「ばね指」では、指の付け根が腫れて動かしにくく、一定以上に伸ばそうとするとばねがはじけるように指が急に伸びる「ばね現象」があります。
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/51_kensyoen/index3.html
腱鞘炎になったら 治療法
腱鞘炎になってしまったら、根本的な治す方法と再発防止は【手首を休ませる・酷使しない】が基本です。
ただし症状の重さに応じて、病院に行く・市販薬で治すといった対処をしましょう。
引用元 第一三共ヘルスケア くすりと健康の情報局
腱鞘炎は整形外科で診療しています。特に手外科が専門です。治療は、湿布などの外用鎮痛消炎薬を使ったり、ギプスで固定したりして、原因となった使い過ぎを防ぎ安静を保つ保存療法が中心です。炎症を抑えるステロイド注射を行うこともあります。保存療法を数ヶ月続けても改善しなかったり、再発したりする場合は、日帰りでできる手術もあります。
●下記に当てはまる場合は受診しましょう。
・痛みが2週間以上続いている
・痛みが広範囲に広がっている
・痛みや腫れ、熱っぽさが強い
・関節の変形がある
・痙攣(けいれん)するような痛みが何度か起こる
・曲げ伸ばしをしなくても痛みが強い
・スポーツなどをしているときに突然痛くなった(外傷が疑われるため)
・下痢や脈の乱れなどがある
・リウマチなどの持病がある
・市販薬を5~6日使用してもよくならない●市販薬等でセルフケアできる場合
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/51_kensyoen/index2.html
持病がなく、痛みや腫れが強くない場合は、セルフケアで様子をみてみましょう。
予防法も活用しよう
腱鞘炎を早く治し、再発しないためには【手首をできるだけ休ませる】ことが大事です。
そうはいっても、育児は休めない!と叫びたくなりますよね…。
先ほどご紹介した予防法も治療に活用してください。
- 手首サポーターを使う(もっと強力なものに買い替える)
- 室内でも抱っこひもを使う
- 家族やサポート団体に助けてもらう
我が家の治療経過
我が家では、まず正しいだっこの方法に変えました。
私は症状が軽かったので、2~3日で痛みが消えました。
妻は手首サポーターも使い、手首を使いすぎてるなと感じた時は室内でも抱っこひもも使いました。
なんと生後7ヶ月くらいまで腱鞘炎に悩まされましたんです。
いま思えば、医療機関を受診したり、市販薬も使えばよかったなと後悔しています。
まとめ
ここまでの内容をまとめます。
- 育児で腱鞘炎が起こりやすい
- 腱鞘炎はつらい!特にだっこに痛みと恐怖がつきまとう
- 腱鞘炎の予防方法
- 基本 手首をできるだけ酷使しない
- 予防法① 正しくだっこする
- 予防法② 手首サポーターを使う
- 予防法③ 室内でも抱っこひもを使う
- 予防法④ 家族・サポート団体からより多くのサポートを受ける
- 腱鞘炎の治療法
- 基本 手首をできるだけ休める(予防法も活用)
- 治療法① 病院で受診する
- 治療法② 市販薬を使う
読んでいただきありがとうございました。











最近のコメント