ベビーカーは何歳まで乗せていい?卒業する10の方法

ベビーカーは何歳まで乗せていい?
この記事で知れること

●ベビーカーは何歳まで乗れるのか、何歳に卒業する人が多いのか、スムーズに卒業する方法をお知ることができます

こんにちは!双子のパパ、ハムおです。

我が子は双子ですが、無事にベビーカーを卒業して、先日ついにベビーカーを処分しました。

振り返ってみれば、ベビーカーにはとてもお世話になったし、卒業までの長い道のりを思うとしみじみとしますね。

そして、ふと気になったのが、あまりベビーカーの卒業に関する情報が多くないな、ということ。

そこで今回の記事にしてみました。

目次

結論 

さいしょに結論からお伝えします。

1.ベビーカーに乗せられるのは、ベビーカーごとに決められた対象年齢まで

ベビーカーに乗せられる年齢は


ベビーカーごとに決められた対象年齢まで!


です。対象年齢はベビーカーの機種によって違います。取扱説明書やメーカーのホームページで確認しましょう。

国内メーカーのほとんどは3歳(生後36か月)まで、頑丈なタイプや海外のものだと4歳かそれ以上となっています。

2.ベビーカーの卒業時期は個人差と家庭の事情が大きい

ある調査結果では、2歳以上~2歳6か月未満がいちばん多い卒業時期でした。

ただ、卒業の年齢はかなりバラけていて、個人差と家庭の事情が大きく影響しています。

3. こどもが外で歩きたがらない8つの理由

こどもが家の中や公園で歩くのに、外で歩かない・歩きたがらない理由は次の8つが考えられます。

外で歩きたがらない理由8つ

①歩きなれてない
②体調が悪い
③環境が過酷
④歩きつかれている
⑤くつが合わない
⑥いやな体験をした
⑦だっこが好き・ベビーカーの方が快適・たのしい
⑧あまえたい! イヤイヤ!

4. こどもが外で歩きたがらないときの解決策10

そんなときの解決策がコチラ。

外で歩きたがらないときの解決策10

①成長するまで待つ・歩く練習をして少しずつ距離をのばしていく
②無理はしない
③休憩・水分補給をする
④つぎの歩く距離を見直す
⑤くつを変える
⑥その場を避ける
⑦忘れるのを待つ
⑧歩くたのしみに気づかせてあげる
⑨話を聞いてあげる・すこし甘えさせてあげる
⑩あまりにおかしいと思ったら…専門家や医療機関に相談する

5. あくまで親も無理をしない!

子どもの安全が第一。そして親も無理して倒れないように!

それではくわしく解説していきます。

ベビーカーの対象年齢は3歳(生後36か月)かそれ以降

ベビーカーを何歳まで乗せていいのか?

はっきりと言えるのは、ベビーカーの「〇歳(体重〇kg)までなら使えますよ」と保証している対象年齢です。

この対象年齢ですが、ベビーカーのメーカーや機種によってちがいます。だいたい次の図のとおりです。

ベビーカーのA型・B型・AB型とは

日本では、安全なベビーカーが製造・販売されるように、守らないといけない安全基準「ベビーカーSG基準」があります。

あなたが使っているベビーカーに、次のようなシールが貼られているはず。

このSG基準では、ベビーカーは「A型」と「B型」の2つのタイプに分けられています。

●A形
新生児期を過ぎて(1か月)から、又は首がすわった乳児期(4か月)から使用でき、最長で48か月までの間で使用期間を定めたベビーカー
 適用月齢の指定例:「1か月から48か月まで」、「4か月から36か月まで」

●B形
おすわりができる時期(7か月)から使用でき、最長で48カ月までの間で使用期間を定めたベビーカー
 適用月齢の指定例:「7か月から48か月まで」、「12か月から36か月まで」

引用 一般財団法人製品安全協会 CPSA番号:0001 品目名:ベビーカー

ちなみにAB型はSG基準では定義されていません。

実際はA型のことで、「A型のように新生児から使えて、しかもB型のように軽くて長く使える」という意味合いで使われています。

というわけで、SG基準を満たしていれば

A型:生後1か月または4か月 ~ 最大で4歳(生後48か月)まで

B型:生後7か月 ~ 最大で4歳(生後48か月)まで

が、ベビーカーの対象年齢ということになります。ただし、あくまで4歳は最大であって、それより短いベビーカーのほうが多いです。

国内メーカーのベビーカーは3歳(生後36か月)までが多い

先ほどの図を、もう1度見てみましょう。

国内メーカーの大手といえば、「アップリカ」「コンビ」「ピジョン」の3社です。

この3社の現在販売されているベビーカーを確認したところ、ほとんど全てが3歳まで(生後36か月)まででした。

アップリカとコンビは「体重15kg以下」と、制限体重も明記しています。

ほかのメーカーでは、頑丈な作りがウリの「GMPインターナショナル」のエアバギーだと、フロムバースシリーズが4歳ごろまで(体重22kg以下)となっています。

海外メーカーのベビーカーは4歳やそれ以上のものもある

いっぽうで海外メーカーは、そのお国柄で大型・頑丈な作りのベビーカーがあり、4歳までや、25kgまで(!)のものもあります。

ベビーカーの対象年齢はベビーカーごとの設定を確認すること

以上のように、ベビーカーを何歳(何kg)まで使えるかは、ベビーカーによってちがいます。

あなたが使っているベビーカーの対象年齢を確認してみましょう。

ベビーカーに同梱されている取扱説明書や、メーカーのホームページに表示されているはずです。

ここで主要なベビーカーのホームページリンクを貼っておきますね。

●国内ブランド
・アップリカ
・コンビ
・ピジョン
・GMPインターナショナル(エアバギー)

●海外ブランド
・Bugaboo
・STOKKE
・CYBEX

みんなは、いつベビーカーを卒業した?

ベビーカーを卒業する時期には個人差や家庭の事情があります。

「〇〇歳までに卒業すべき」という決まりはありません。(ベビーカーの対象年齢を超えてはいけませんが)

そうはいっても、みんなはいつベビーカーを卒業したのか気になりますよね…。

ここで、マイナビニュースさんが調査したデータを引用させていただきます。

・質問内容: ベビーカーの使用をやめた時期はいつですか?

・調査時期: 2017年8月22日~2017年8月28日

・調査対象: 小学生以下の子どもを持つ女性マイナビニュース会員169名

・調査方法: インターネットログイン式アンケート

調査結果はつぎのとおりです。

ただし、回答のうち「まだ使用している」 23.1%、「使ったことはない」 1.8% は除外しています。

そのため回答者数も169名ではなく127名になります。この結果からいえることは

・一番多いのは2歳以上~2歳6か月未満

・1歳以上から3歳6か月未満の間でバラけている

ということですね。

1歳未満という回答がありますが、理由は「乗せると泣くので(乗せたくても)あまり乗せられなかった」でした。子供の成長とは関係ない理由のようです。


使用をやめたきっかけは次のケースが多いです。

・子供の成長

 ・子供が歩けるようになった

 ・子供が歩きたがるようになった

 ・ベビーカーの対象体重(年齢)を超えた

・ベビーカーの劣化・故障

 ・ベビーカーが壊れた

 ・ベビーカーから異音がしはじめた

・親の負担

 ・子供が大きくなりベビーカー移動が負担になった

引用 マイナビニュース 赤ちゃんとのお出かけの必需品・ベビーカーの使用をやめたのはいつ?

こどもが外で歩きたがらない8つの理由

親としては、子供がスムーズにベビーカーを卒業してもらいたいものです。

でも子供が家や公園では歩けるようになったのに、外だと歩かない・ベビーカーに乗りたがる…

そんな時はつぎのように8つの理由が考えられます。

1. 歩きなれてない

親から見れば、すっかり歩けているようにみえても、まだ歩きなれてないかもしれません。

家の中や公園では歩けていても、道路やスーパーといった施設では歩きなれていないこともあります。

2. 体調が悪い

いつもは歩くのに、ある日は様子がおかしい。

そんなときは体調が悪いのかも。熱・だるい・腹痛・足が痛い…、そんな時は大人だって歩きたくないものです。

3. 環境が過酷

真夏の猛暑日や真冬の極寒…。とくに子供は背が小さいので、もろにアスファルトの照り返しの熱を受けます。

過酷な環境では、子供も歩くのがツラくなります。

4. 歩きつかれている

あるあるなのが、途中ですわりこんで

「ママ、パパ、だっこして!」

小さな子供はまだまだ長い距離は歩けません。その時の気分・体調や状況によっても歩ける距離が変わります。

5. くつが合わない

意外と見落としがちなのが、くつが合わないことです。

子供にくつを履かせにくくなった時や、なんだか歩きかたがおかしい時は、くつが合っているのか確認してみましょう。

6. いやな体験をした

歩いていた時にいやな体験をして、歩くことが怖くなってしまう時があります。

こけてケガをした、犬にほえられてこわかった、水たまりを踏んでくつの中がぬれた…などなど。

7. だっこが好き・ベビーカーの方が快適・たのしい

小さい子供にとっては、歩くよりだっこやベビーカーの方が快適だしラクです。

それにベビーカーにお気に入りのおもちゃが付いていれば、ずっと乗っていたくなるもの。

8. あまえたい! イヤイヤ!

まだまだ子供。親にあまえてだっこしてほしかったり、逆にイヤイヤで親の言うことを聞きたくない時があります。

こんな時は話なんて通じません。

こどもが外で歩きたがらないときの解決策10

以上のように、子どもが外で歩かず、だっこをせがんだりベビーカーに乗りたがる理由はいろいろあります。

子どもが歩きたがらない理由をさがして、それに合った解決策をいろいろ試してみてください。

ここでは解決策を10個ご紹介します。

1. 歩きなれてないなら
⇒①成長するまで待つ・歩く練習をして少しずつ距離をのばしていく

家の中や公園では歩けるのに外では歩き慣れていないなら、成長を待ちながら、外でも歩く練習を少しずつしていきましょう。

最初は近くて歩きやすい場所から始めます。

たとえば、家の近所、近くの公園や児童館、スーパー…というように。

親はあせらずに、子どものペースを見ながら、少しずつ距離をのばしていってください。

2. 体調が悪い・環境が過酷なら
⇒ ②無理はしない

体調が悪かったり、外が猛暑や極寒で環境が過酷なら、無理をしないのが一番です。

親子の健康・安全第一です。

3. 歩きつかれているなら
⇒ ③休憩・水分補給をする ④つぎの歩く距離を見直す

途中で歩きが止まったら、無理をせずにできるだけ休憩や水分補給をしましょう。

子供は加減を知らないので、知らないうちに無理をしてしまいます。

とくに夏なら熱中症に気をつけて休憩と水分補給をはさんでください。

それに子供の気分や体調にもよりますが、歩く距離が長すぎたのかもしれません。

うまく調整していきましょう。

4. くつが合わないなら
⇒ ⑤くつを変える

くつが合わないのは意外と見落としがちです。

できるだけ早くくつを変えましょう。

5. いやな体験をしたなら
⇒ ⑥その場を避ける ⑦忘れるのを待つ

いやな体験をしてトラウマになっているようなら、その場所は避けてみましょう。

といっても、子供は意外とすぐに忘れて気持ちの切り替えが早いです(性格によりますが)。

だから親はあまり心配しなくてもいいかと。

6. だっこが好き・ベビーカーが快適・たのしいなら
⇒ ⑧歩くたのしみに気づかせてあげる

だっこやベビーカーが好きなら、親が子供に「歩くことはもっと楽しい!」ということに気づかせてあげましょう。

・花壇

 色とりどりのお花と舞うちょうちょ

 たんぽぽの綿毛

・川

 川を流れるせせらぎ

 水面をおよぐ鳥たち

・お店

 自動で開くドア

 いろいろな陳列

などなど。

7. 甘えたい!いやいや!なら
⇒ ⑨話を聞いてあげる・すこし甘えさせてあげる

子供は「イヤイヤ」や「自分で歩きたい」という自立心と、「親に甘えたい」という気持ちが入り混じっています。

親も子供のそうした感情のバランスを見ながら、自立を促したり甘えさせてあげるのが理想です。


ちなみに我が家の場合、息子が私(パパ)にだっこをせがみます。

そのとき最初は「がんばれ!もう少し、〇〇まで歩こう!」と励まします。

それでがんばって〇〇まで行ったり、もう限界か…という時に、だっこして心の充電をしてあげます。

そして頃合いを見て、また歩くようにしていました。

そうしているうちに、身体の成長にともなって歩く距離は長くなっていきました。

8. それでもうまくいかない…なら
⇒ ⑩あまりにおかしいと思ったら…専門家や医療機関に相談する

それでもうまくいかない…。

家の中や公園では歩き回るのに、外では歩いてくれなかったり、ベビーカーから離れられない。

そんな状況なら、専門家の意見をもらってください。

身体的な理由、精神的な理由、思いがけない理由があるかもしれません。

あくまで親も無理をしない

小さい子供の歩きに付き合う親はめちゃくちゃ大変です。

我が家は子どもが双子なので、ものすごく大変でした。

親が1人のときは、子供2人の手をつなぐので両手はふさがります。

子どもが小さいときは、いきなり走り出そうとしたり、2人がそれぞれ違う方向へ行きたがって立ち往生します。

そんな状況だったので、心がけたのはなにより

子どもの安全が第一

親も無理をしない

です。

だから、最初は歩く練習をママとパパの両方がいる休日にしたり、できるだけクルマが少なくガードレールがある道を選んだり、慎重にはじめました。

親が焦らなくても、子供は育っていきます。くれぐれも無理をしないでくださいね。

ベビーカーは何歳まで乗せていい?卒業する10の方法 まとめ

さいごにまとめます。

・ベビーカーの対象年齢は、ベビーカーごとにちがう。
 取扱説明書やメーカーのホームページを確認する。

・ベビーカーの卒業時期は個人差と家庭の事情で全然ちがう。

外で歩きたがらない理由8つ

(こどもが家の中や公園で歩くのに)

①歩きなれてない
②体調が悪い
③環境が過酷
④歩きつかれている
⑤靴が合わない
⑥いやな体験をした
⑦だっこが好き・ベビーカーの方が快適・たのしい
⑧あまえたい! イヤイヤ!

外で歩きたがらないときの解決策10

①成長するまで待つ・歩く練習をして少しずつ距離をのばしていく
②無理はしない
③休憩・水分補給をする
④つぎの歩く距離を見直す
⑤くつを変える
⑥その場を避ける
⑦忘れるのを待つ
⑧歩くたのしみに気づかせてあげる
⑨話を聞いてあげる・すこし甘えさせてあげる
⑩あまりにおかしいと思ったら…専門家や医療機関に相談する

・あくまで親も無理をしない!
子どもの安全が第一。親も無理して倒れないように!


さいごまで読んでいただきありがとうございました。




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