こんにちは!双子パパのハムおです。
今年(2020年)の11月にダイニチの加湿器デビューしました。
我が家には双子の子供たちがいて
「我が子たちのためにベストな加湿器はどれだろう?」
とトコトン調べまくった結果、ダイニチに行き着きました。
この記事では、その時に知ったRXとLXのちがいを解説するとともに、LXシリーズがおすすめな人のタイプも私なりにご紹介します。
もしあなたが
・ダイニチの加湿器を買おうと思うけど、どれがいいのか知りたい
・RXとLXのちがいがよくわからない
とお悩みなら、きっとこの記事がお役に立つと思います!
ちなみに加湿器について下記の記事もぜひチェックしてみてください
>>関連記事「赤ちゃんに加湿器が必要な理由とおすすめの加湿器2タイプを解説!」
>>関連記事「赤ちゃんにおすすめの加湿器はこれ!19製品比較結果【2020年版】」
>>関連記事「ダイニチの加湿器HD-RX920を使ってよかった点と注意点【育児中の目線で】」
>>関連記事「ダイニチ加湿器のお手入れと交換部品のお得な買い方【RX・LXシリーズ編】」
目次
結論 RXとLXのちがいとLXがおすすめな人のタイプ
はじめに結論を言うと、次のとおりです。
①LXは広い部屋向け(=加湿力が高い)
②デザイン
③サイズが大きい(少しだけ)
④運転時間が短い
⑤過熱防止装置がついている
⑥入タイマー機能がある
⑦お手入れの方法(トレイ)
⑧価格
①加湿したい部屋が広い
②複数の部屋を1台で加湿したい
③広さはRX920向けだが運転時間が長いほうがいい
④とにかくLXのデザインに惚れた!
⑤とにかく多機能が大好き!
それでは説明していきます。
RXとLXのちがいは8点
ちがい① LXは広い部屋向け(=加湿力が高い)
そもそも加湿器をえらぶポイントは、加湿したい部屋の広さにあった加湿器をえらぶこと。
ダイニチの加湿器は下記のように部屋の広さごとに機種がラインナップされています。
※部屋がせまい順
■加湿器の加湿量(標準モード)
と適用する部屋の広さ
●RXシリーズ
・RX320
加湿量:300mL/h
木造和室:5畳(8㎡)
プレハブ洋室:8畳(14㎡)向け
・RX520
加湿量:500mL/h
木造和室:8.5畳(14㎡)
プレハブ洋室:14畳(23㎡)
・RX720
加湿量:700mL/h
木造和室:12畳(20㎡)
プレハブ洋室:19畳(32㎡)
・RX920
加湿量:860mL/h
木造和室:14.5畳(24㎡)
プレハブ洋室:24畳(40㎡)
●LXシリーズ
・LX1020
加湿量:960mL/h
木造和室:16畳(27㎡)
プレハブ洋室:27畳(44㎡)
・LX1220
加湿量:1200mL/h
木造和室:20畳(34㎡)
プレハブ洋室:33畳(55㎡)
上記のとおり、LXシリーズは広い部屋を加湿できるように加湿力が高いシリーズです。
そのため、あなたが加湿したい部屋の広さによって、RXとLXのどちらを選ぶべきか自然と決まります。
※ただし例外があります。詳細は後ほど。
ちがい② デザイン
●RXシリーズ
●LXシリーズ
2つ目のちがいはデザイン。
LXシリーズのキャッチコピーが「美しく、うるおす。」とあるように、デザインにこだわりグッドデザイン賞(2019年度)を受賞。
デザインのコンセプトは「加湿能力の高さと、インテリアに馴染むコンパクトなデザインの共存」
広い部屋向けのためリビングに置かれることを想定してインテリアになじむようデザインされています。
また実用性も考慮されており、たとえばタンクに残る水の量がわかりやすいよう工夫されています。
下記は外装デザインを担当したアエテ株式会社のクリエイティブディレクター、鈴木健氏のコメントです。
「RXシリーズは、モデルチェンジの多い日本の家電において、大きなデザイン変更もなく長年愛され続けている加湿器です。ですから、そのアイコン的要素は踏襲しながら、より本体とタンクの一体感を意識しました。また、光沢のあるクリアタンクは水量をわかりやすくするだけでなく、視覚からもうるおいが伝わるようデザインしました。」
引用 ダイニチ工業株式会社 | 美しく、うるおす。 | 加湿器 LX SERIES スペシャルサイト
またカラーバリエーションもRXとLXで違います。
・RX320
プレミアムブラウン、クリスタルホワイト、ホワイト×ブラック、シェルピンク
・RX520
プレミアムブラウン、クリスタルホワイト、ホワイト×ブラック
・RX720 / 920
プレミアムブラウン、クリスタルホワイト
・LX1020 / 1220
サンドホワイト、モスグレー
このようにダイニチ以外のメーカーとくらべて、ダイニチのLXシリーズはデザイン面で一線を画していると私も感じます。
じつは私はHD-RX920を買いましたが、本当はLXシリーズにしたかったんです…。
でもサイズ的にスペースがなくて断念しました。
ちがい③ サイズが大きい(少しだけ)
LXシリーズは加湿力が高いだけあって、RXシリーズより大きくなっています。
サイズのちがいは次のとおりです。
■サイズ
(高さ×幅×奥行)(cm)
・HD-RX320
325×325×150
・HD-RX520
375×375×175
・HD-RX720 / 920
375×375×210
・HD-LX1020 / 1220
405×390×245
加湿力を高くすると、どうしてもサイズも大きくなってしまうんですね。
HD-RX720 / 920とHD-LX1020 / 1220を比べると、高さ3cm、幅1.5cm、奥行3.5cm大きいです。
これだとわずかな差なのですが、じつは加湿器を置くスペースは次のように推奨されています。
RX・LXシリーズ共通で、四方30㎝以上、高さ1m以上のスペースが必要です。
さきほど我が家はLXシリーズを断念したと書きましたが、この幅1.5cm、奥行3.5cmというわずかなスペースの確保が難しかったです。
(ここまでサイズがネックになるのはレアケースだと思います笑)
ちがい④ 運転時間がみじかい
LXシリーズはRXシリーズより加湿量が高いので水の消費が多く、タンクの容量を大きくしているとはいえ水がなくなる時間が早いです。
それでも他社の加湿器に比べて短いわけではありません。
■運転時間
(標準モード/静音モード)
単位:時間
RX 320 :10.7 / 12.8
RX 520 :10 / 12.5
RX 720 :9 / 10.5
RX 920 :7.3 / 10.5
LX1020 :7.3 / 8.8
LX1220 :5.8 / 8.8
ちがい⑤ 過熱防止装置がついている
LXシリーズはRXシリーズにはない「過熱防止装置」という安全装置がついています。
安全装置の詳細はつぎのとおり。
■安全装置
●RX・LXで共通の安全装置
・チャイルドロック
チャイルドロックボタンを3秒長押しするとすべての操作ができなくなる
・転倒自動停止装置
本体が傾いたり転倒すると、自動停止する
・室温異常自動停止装置
室内の温度が0℃以下・40℃以上になると自動停止する
●LXシリーズ独自の安全装置
・過熱防止装置
本体の温度が異常に上昇すると自動停止する
これは私の推測ですが、LXシリーズは加湿力を高めるために電気をたくさん使うので、熱くなりすぎないように防止装置がついているんだと思います。
ちがい⑥ 入タイマー機能がある
RXシリーズは切タイマーはありますが、入タイマーはありません。
●RXシリーズ 操作パネル
●LXシリーズ 操作パネル
■タイマー機能
●RXシリーズ
・切タイマー:2・4・6・8時間
●LXシリーズ
・切タイマー:2・4・6・8時間
・入タイマー:2・4・6・8時間
LXシリーズなら、たとえば外出から帰宅する前に自動で加湿しておく、といった使いかたができますね。
ちがい⑦ お手入れの方法(トレイ)
LXシリーズは、次のようにトレイの底を使い捨てで交換できるようになっています。
私個人的には、お手入れがラクになるのは少しだけのように思いますが、けっこう好評みたいですね。
ちがい⑧ 価格
LXシリーズのほうがRXシリーズより価格が高いです。RXより加湿力が高い・サイズが大きい・多機能なので、当たり前ですが。
下記は大手家電量販店のネットショップ価格です。
■価格
※ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ
※20年12月1日時点
・RX 320
19,580円
・RX 520
22,880円
・RX 720
26,180円
・RX 920
30,580円
・LX1020
38,280円
・LX1220
41,580円
ちがい⑨ そのほか
あとは細かいところ。
RXとLXのちがいというか、加湿力がちがうから、それにあわせて機種ごとにちがいが出ている点です。
・タンクの取っ手が2つ
タンクの容量が7.0リットルと大きいので、持ち運びしやすいように取っ手が2つになっています。(RXシリーズは1つ)
・交換部品
RXシリーズと互換しないものがあります(トレイとか)
・消費電力
加湿力が高いほど、電気もたくさん使うので。(RXシリーズも機種ごとにちがう)
ぎゃくに、ちがいがなくてスゴいのが「しずかさ」
ぎゃくに、RXシリーズより加湿力が高いのに変わらないのがスゴいな!というのが「しずかさ」です。
■運転音
(単位:デシベル)
RX720・920 vs LX1020・1220
標準:13~32 / 13~34
静音:13~27 / 13~27
エコ:13~32 / 13~34
のど・肌加湿:27~32 / 25~34
ターボ:40 / 40
その差はわずか2デシベル。誤差の範囲です。ダイニチがいかに静かさにこだわっているかわかりますね。
LXシリーズがおすすめな人は5タイプ
というわけで、RXとLXのちがいを大きなところから細かいところまで見ていきました。
このちがいをふまえて、もしあなたが次の5タイプのどれかに当てはまるなら、LXシリーズがおすすめです。
おすすめなタイプ① 加湿したい部屋が広い
一番の理由はこれですね。
加湿したい部屋の広さが、RX920が対応できる
木造和室:14.5畳(24㎡)
プレハブ洋室:24畳(40㎡)
より広ければLXシリーズをえらぶべきです。
これが王道のえらびかたです。この後にご紹介する4タイプは、レアケースといえるでしょう。
おすすめなタイプ② 複数の部屋を1台で加湿したい
定番な加湿器の使いかたは、1部屋に加湿器1台。
でもLXの高い加湿力を生かせば、1台で複数の部屋を加湿するという使い方ができます。
ただし注意点は、部屋全体を加湿できるように風通しをよくすること。
じつは我が家も2LDKのマンションですがRX920の1台で全体を加湿しています。
子どもが小さいので安全のため部屋のドアは開きっぱなし。
だからこういう使い方ができます。(本来はRX920だと力不足なので、本当はLX1020にしたかった…)
おすすめなタイプ③ 広さはRX920向けだが運転時間が長いほうがいい
ここからはレアなタイプをご紹介していきます。
加湿したい部屋の広さはRX920で十分だけど、もっと運転時間が長いほうがいいなら、あえてLX1020がおすすめ。
つぎのような使い方をすれば、LX1020のほうが運転時間が長くなるからです。
●HD-RX920
・標準モード
・加湿量:860mL/h
・運転時間:7.3時間
・最大消費電力:470ワット
・運転音:13~32デシベル
●HD-LX1020
・静音モード
・加湿量:800mL/h
・運転時間:8.8時間
・最大消費電力:420ワット
・運転音:13~27デシベル
このように、加湿量は60mL/h少ないですが、運転時間が1.5時間長く、消費電力と音も小さく使えます。
LXシリーズはサイズが大きく価格も高いですが、この運転時間を長くできることにすごく魅力を感じるなら、LXシリーズは「アリ」です。
おすすめなタイプ④ とにかくLXのデザインに惚れた!
とにかくデザインが好き!加湿量がオーバースペックだけど気にしない!という方。
HD-LX1020で一番加湿量が低いモードがエコモードで600mL/hです。
これは標準モードでHD-RX520の500mL/hと720の500mL/hのちょうど中間。
それくらいの部屋の広さならLXでもOKだと思います。
それより加湿する部屋がせまいと、湿度が高くなりすぎてしまいます。湿度が高いと次のデメリットがあります。
①不快
※じめじめする
②結露する
③カビやダニが繁殖しやすい
※湿度60%以上
RX・LXシリーズはともに設定湿度を上回ると加湿量を自動でコントロールする機能があります。
でも、さすがに部屋がせますぎるとコントロールできるかわかりません。
おすすめなタイプ⑤ とにかく多機能が大好き!
LXシリーズは入タイマー、交換式トレイといった機能がありますからね。
先ほどのデザインに惚れたケースと同じく、使いたい部屋がせますぎないならOKだと思います。
まとめ ダイニチの加湿器 RXとLXのちがい8点とLXがおすすめな人5タイプ
さいごにもう一度RXとLXのちがいとLXがおすすめな人のタイプをまとめます。
①LXは広い部屋向け(=加湿力が高い)
②デザイン
③サイズが大きい(少しだけ)
④運転時間が短い
⑤過熱防止装置がついている
⑥入タイマー機能がある
⑦お手入れの方法(トレイ)
⑧価格
①加湿したい部屋が広い
②複数の部屋を1台で加湿したい
③広さはRX920向けだが運転時間が長いほうがいい
④とにかくLXのデザインに惚れた!
⑤とにかく多機能が大好き!
以上です。
あなたの加湿器えらびの参考になればうれしいです!
このブログではほかにも我が家の体験もまじえた加湿器の記事を書いていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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我が家では「子供と親のため」という目的で加湿器を調べて買いました。あなたの目的はちがうかもしれませんが、きっと参考になる点があると思います。
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●ダイニチの加湿器 RXシリーズとLXシリーズは何がちがうのか?どんな人ならLXシリーズがおすすめなのかを知ることができます。